■1時間目:まずは、身辺整理と現在の財産を把握する |
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思い切つて今までの家具・備品・家電製品も含め所持品の整理をされてみてはいかがでしょう。
モノを少なくすると身も心も軽く、自由な気分になることを体験するでしょう。そして還暦を過ぎたら「少欲知足」:欲を少なくし、足るを知る心を原点に、過去を振り切り、新しい人生をスタートするつもりで…。
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新しく人生をスタートする気持ちを住まいの環境を変えることで、気分―新していただきたいからです。それと、亡くなったあとの遺品整理は実は大仕事なのです。ご自身にとっては大切な思い出の品であっても、遺族にとっては単なるゴミでしかないものはたくさんあります。あの世まで持っていけません。
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おひとりさまで、身内が近くにいないという場合は、お墓や葬儀・死後事務のことは事前に見積りをとっておき、納得のできるものなら生前契約を結んでおくこともできます。生前にご自身の意思表示をしておいたほうがいいでしょう。日頃から死について考えておかなければ、いざというときに周囲が混乱します。死後のことを考えるのに、早いということはありません。
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「いい死に方」というのがあるとすれば、できるだけ家族や周囲に迷惑をかけず、困惑を残さないように早めにお終いじたくをして、自分の始末を付けておくべくでしょう。そういったお終いじたくができれば、身の周りの人や介護で世話になった人たちに生きていることに対する感謝の言葉も出てくるし、死の恐怖や不安に取り巻かれることもないのではないでしょうか。お終いじたくは他人には出来ないし、自分でやるしかないでしょう。
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古代インドでは、人生を4つの時期に分けて考えていたという。
1.「学生期(がくしょう)」(いわば青年時代だ。心身を鍛え、学習し、体験をつむ。)、2.「家住期(かじゅう)」(社会人の時期。結婚し、家庭をつくり、子供を育てる。)そして、3.「林住期(りんじゅう)」(やがて、個人に戻り林の中に住む)と4.「遊行期(ゆぎょう)」(ひと所に定めず旅に暮らし、どんどん所有物を減らしていって、最後は旅のうちに死を迎える。) ※「林住期(りんじゅう)」とは、今の年齢でいえば、50歳から75歳までの25年間。社会人としての務めを終えたあと、すべての人が迎える、もつとも輝かしい「第3の人生」のことである。
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